自主防犯活動で 犯罪から 我が街を 守ろう!  

自警団などの住民パワーが犯罪抑止に大きな力を発揮!!

自警団活動の目的

○ 犯罪・事故・災害の被害を未然に防止すること

○ 地域の皆さんが安全に対する関心を高めること

○ 地域の連帯感を醸成すること

○ 地域の犯罪抑止機能を高めること

自警団などの立ち上げ方

有志を募りましょう

自治会・PTA・会社など、地域に居住する方や勤務する方で、パトロールのできる方を募集しましょう。

リーダーを決めましょう

有志の方が集まったら、パトロールを効果的に推進するため、推進責任者や副責任者(リーダー・サブリーダー)を決めましょう。

パトロール方法を決めましょう

リーダーを中心に、どのような方法でパトロールするか話し合いましょう。

交番・駐在所などからの情報を参考にしましょう

地域を管轄する交番・駐在所、警察署が発信する犯罪の発生状況や危険な場所などの情報をパトロールの参考にしましょう。

パトロールの開始を知らせましょう

地域の皆さんへ協力を求めるためにも具体的にどのようなパトロールをするか、回覧板を利用するなどして地域のみなさんに知らせましょう。               また、管轄の交番・駐在所へもお知らせください。

自警団等によるイメージ

気楽に!

気負わず、肩肘をはらず、日常生活の一部として気楽にやりましょう。

気長に!

短期間では、パトロールの効果は表れないものです。                 気長に続ければ、やがて気がつかないうちに防犯の輪が広がり、犯罪の起こりにくい環境が醸成され、犯罪の発生が減少していきます。 

危険なく!

せっかくパトロールしても、事故にあったり怪我をしたのでは、継続することが難しくなってしまいます。危険なことをする必要はありません。

 

防犯パトロールの方法

 防犯パトロールは、皆さんが主体となって行うものです。            ここに書いた方法は、一例ですので、皆さんがお住まいの地域にあった方 法でパトロール  してください。

複数で!

 2人以上の複数でパトロールしましょう。多くの目で見ることにより、より多くの危険箇所 などを発見できます。例えば、不審な車を発見したときには、1人はナンバー、1人は車 の特徴、1人は運転手の特徴と、役割を決めて覚えるように すれば、きめ細かく確認 できます。

徒歩で!

 街頭で犯罪被害にあう方の多くは、徒歩や自転車です。                   同じ視点で見ることによって、犯罪にあいそうな場所や危険な場所などを知ることがで き、注意喚起に役立ちます。  危険な場所などの確認結果から、防犯灯の設置を要 望する際などにも役立ちます。

声かけを!

 声かけといっても「おはようございます」や「こんばんは」といった挨拶だけでも十分です 。地域の皆さんが声を掛け合うことにより、地域の連帯感が醸成されます。        犯罪者は声をかけられることを嫌います。

毎日欠かさずに!

 パトロールは、毎日継続することに意味があります。                     みなさんの姿が頻繁に見えるほど、犯罪者は嫌なものです。

できる範囲で!

 無理をせず、みなさんのできる範囲(時間帯・場所)でパトロールしましょう。何事も苦  痛になったのでは、長続きしないものです。                            朝の散歩や犬の運動をする際、仲間を誘って2〜3にんで「パトロール中」のタスキを かければ、立派な防犯パトロールです!

パトロール後に情報交換を!

 ただパトロールをするだけでなく、パトロールの結果について情報交換することにより、危険な場所の改善、子供やお年寄りへの注意喚起など、犯罪の起こりにくい地域づくりに役立ちます。

広報活動を!

 パトロールを実施することはもちろん、パトロールの結果からわかった危険な場所など について注意喚起することも重要です。                             パトロールから知りえた危険な場所や注意する場所などを地図に示した「安全・安心マ ップ」を作成して地域の方へ配布すれば、さらに犯罪や事故の抑止に効果があります 。 

 

防犯パトロールの必需品

メモ帳

危険な場所や不審な車の特徴などをメモしてください。通報する際や他の人に伝えるときに役立ちます。

日誌

注意する場所などを次の人に引き継げるように、日誌を作成しましょう。

反射テープなど

夜間パトロールの際は、事故にあわないように反射テープなどをつけましょう。また、夕暮れ時は、特に歩行者が見えにくい状態になりますので、事故防止のために、できるだけ反射テープや反射材のついた衣服等を着用しましょう。

タスキや腕章

パトロールをしているということが、見てわかるように「パトロール中」などと記載されたタスキや腕章などを着用しましょう。                           ※ 目立つように揃いの帽子や蛍光色のジャンパーを着てパトロールをすると、更に効果的です。

懐中電灯

夜間パトロールの際は、危険回避のために、懐中電灯を携行しましょう。      ※ 停止棒型の赤色灯を購入して活用しているところもあります。また、鈴の音などでパトロール中であることを知らせることも効果的です。

 

防犯パトロールの注意事項

危険なことはせずに早めに通報を!

 パトロール中に、不審者を発見したら、直ちに警察へ通報してください。   不審な車を発見したらナンバーや特徴をチェックして、その車が逃げても追跡などせずに警察へ通報してください。                       事件を目撃したら、直ちに110番通報してください。

 ※110番のかけ方

  一般電話、公衆電話、携帯電話のいずれからでも「110」を押すことにより110番通報を受理する「警察本部通  信指令課」につながります。 通報を受けた警察官は次のような点について順を追って聞きますので、落ち着いて  話してください                                                  

・なにがあったのか

・いつ

・どこで(目標物などがあれば教えてください)

・犯人・不審者は(性別、人相、服装、車両、逃走方法)

・被害状況

・そして通報者であるあなたの名前など

交通事故に注意!

徒歩パトロール中には、反射テープや懐中電灯などを活用し、運転者から容易に見えやすいように心がけ、交通事故には十分注意してください。

プライバシーを尊重し、秘密を守る!

誰もが自分の家庭のことは干渉されたくないものです。パトロール中に知り得た他人のプライバシーは守りましょう。

分からないことがあれば!

パトロール上の注意点や地域で発生している犯罪を防ぐための方策等、分からないことがあれば、地元の交番・駐在所、又は警察署生活安全課にご相談ください。